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アンティークの扉を買った

長い時間を経たドアは、
角がまるくなって
ところどころ擦り切れている

アンティークドア_c0329340_22585235.jpg
 真鍮のまあるい取っ手は
くすんで
少し軋む

アンティークドア_c0329340_22591120.jpg


優しくて、
若い頃は、伊達男だったんだよ!
みたいなこと言ってる

そんな、おじいちゃんみたいなとこが
気にいって
衝動買いしました…


このドアは、レストルームに取り付ける

上に 形板ガラスの欄間を取り付ける

鍵は、どんなのにしよう



世界でひとつしかないドア

何処かの洋館に取り付けられていたドア

うちに来たら、まず、


……     お掃除から始めましょうか🛁

# by shibata-design | 2014-02-07 23:27 | アトリエ

うみのあお_c0329340_19594150.jpg
青い 青い タイルを見つけた
 


イタリアの職人さんの手作りの深い深い青


表面がほこほこしてて
光がゆらゆらと反射する
うみのあお_c0329340_19193974.jpg
娘が
「深い海の中みたいだねぇ」 って
私の顔を覗き込むので

考えて・・・
レストルームの壁に一面に張りつめることにした

うみのあお_c0329340_19492359.jpg
二月の海は
深くて
しずかで

冷たささえも、
ここちいい

# by shibata-design | 2014-02-04 19:55 | アトリエ
本日は、電気工事。

大工さんが、壁や天井を作る前に配線をしておく。

梁や天井を見せる仕上げにするために、
電気配線は、
天井の表し部分を仕上げて、
梁や天井材に沿ってはわせる配線部分の下がきちんと塗装されているように、
先に塗装屋さんに塗装をしてもらい、
それから、配線となる。
電気工事_c0329340_17270753.jpg
配線が壁の中に仕込まれる部分は、芯壁では難しい。

ので、

配線できる場所を考えながら、
スィッチやコンセントの場所を考えていく。

線を入れれる場所と入れられない場所。
使い勝手と効率。

そんなことをみんな考えていると、頭がこんがらがっていく。
電気工事_c0329340_17262158.jpg
照明計画は、
イメージを大切にするために欠かせないので、
どのデザインの器具を使うかは、
先に打ち合わせておくことになる。

それでも、
壁を壊して、工事を始めると、なかなか計画通りにはいかないのが普通だ。

今回も、何箇所か、変更をしつつ、
現場対応していく。

電気屋さん。感謝です!!!。





# by shibata-design | 2014-02-01 17:32 | アトリエ
 
昔の家は、天井をめくると、荒い野地板が出てくる。
私は、この景色が嫌いじゃない。

最初に作った大工さんの墨のあとや
建材やさんの覚書や刻印

屋根裏に閉じ込められた時間が解放される。
棟上げの棟札を見つける。

外の空気に触れるので、
痛みやほつれを補修して、塗装をかける。

Befor
天井をみせる仕上げ_c0329340_18511480.jpg
After
天井をみせる仕上げ_c0329340_18514431.jpg
これで出来上がりではない。

次は、
梁を塗装する。

天井をみせる仕上げ_c0329340_18551713.jpg
今、現場は、柑橘系の香りであふれている。

木部に塗ったプラネットカラーをのばすのに、
オレンジオイルを使っている。

その香りに包まれて、
職人さんは、

なんや、八朔の匂いがするなぁ

って、笑っていた。



# by shibata-design | 2014-01-31 15:30 | アトリエ
AD CORE さんの家具の新作発表会とアメリカ西海岸インテリアレポートに出席していました。

こちらの家具は、シンプルで美しい。
いつまでも使い続けることができる。
一度、カタログに載せたデザインは、廃番になることがないそうです。
時代に流されないデザインを追及するその姿勢は、
本当に素晴らしいと思う。

AD CORE_c0329340_19172613.jpg
ふと、おひとり様用の椅子が欲しいなと思ってしまった。

座り心地の良い椅子にゆったりと腰掛けて、
お気に入りの本でも読んで、夜更かししたいな・・・。


子育てママのふらちな野望かなぁ・・・。



カタログは、いつも、アメリカの西海岸の個人の邸宅をお借りして撮影されているそうです。
AD CORE_c0329340_19162026.jpg
今回のレポートは、アカデミー賞受賞者の住宅、女性建築家の住宅、ミッドセンチュリーの住宅など、多岐にわたっていました。

決して、新築の住宅ではなく、古く1920年代の建物など、できるだけ当時の建築家の意図を組み、大切に住み続けているのに、驚きます。

中には、もはやぼろぼろで壊すしかないと思われた住宅を、見事再生させたことも、珍しくないそうです。

アメリカは、最先端の流行を創りだしている印象があるのにと、意外な気がします。


「建物に、手を入れて、大切に住まい続ける。」

それができる建物をデザインできるよう、心がけたいと思った。


# by shibata-design | 2014-01-30 19:02 | 日々のあれこれ