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昔の家は、天井をめくると、荒い野地板が出てくる。
私は、この景色が嫌いじゃない。

最初に作った大工さんの墨のあとや
建材やさんの覚書や刻印

屋根裏に閉じ込められた時間が解放される。
棟上げの棟札を見つける。

外の空気に触れるので、
痛みやほつれを補修して、塗装をかける。

Befor
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After
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これで出来上がりではない。

次は、
梁を塗装する。

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今、現場は、柑橘系の香りであふれている。

木部に塗ったプラネットカラーをのばすのに、
オレンジオイルを使っている。

その香りに包まれて、
職人さんは、

なんや、八朔の匂いがするなぁ

って、笑っていた。



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by shibata-design | 2014-01-31 15:30 | アトリエ
AD CORE さんの家具の新作発表会とアメリカ西海岸インテリアレポートに出席していました。

こちらの家具は、シンプルで美しい。
いつまでも使い続けることができる。
一度、カタログに載せたデザインは、廃番になることがないそうです。
時代に流されないデザインを追及するその姿勢は、
本当に素晴らしいと思う。

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ふと、おひとり様用の椅子が欲しいなと思ってしまった。

座り心地の良い椅子にゆったりと腰掛けて、
お気に入りの本でも読んで、夜更かししたいな・・・。


子育てママのふらちな野望かなぁ・・・。



カタログは、いつも、アメリカの西海岸の個人の邸宅をお借りして撮影されているそうです。
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今回のレポートは、アカデミー賞受賞者の住宅、女性建築家の住宅、ミッドセンチュリーの住宅など、多岐にわたっていました。

決して、新築の住宅ではなく、古く1920年代の建物など、できるだけ当時の建築家の意図を組み、大切に住み続けているのに、驚きます。

中には、もはやぼろぼろで壊すしかないと思われた住宅を、見事再生させたことも、珍しくないそうです。

アメリカは、最先端の流行を創りだしている印象があるのにと、意外な気がします。


「建物に、手を入れて、大切に住まい続ける。」

それができる建物をデザインできるよう、心がけたいと思った。


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相方がお気に入りのトンボ模様のガラス障子。
古い家を買ったおまけかな。

母屋の建具なのだけど、アトリエへ移設することにした。

建具の木部は、古色塗りで仕上げる。

この家には、古いガラスがたくさんあって、どれもきれいで捨てがたい。

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今は、作られていないこれらのガラス。

なんだか、子供のころの思い出と重なって、
風景が、違って見える気がする。

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by shibata-design | 2014-01-27 11:12 | アトリエ
アトリエの工事が、今日はお休み。
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月曜日には、塗装屋さんが来てくれる。
天井を今のまま、オープンにしてしまうため、電気工事の前に、梁や野地板に塗装をしなければならない。

自然塗料で仕上げようと考えていた私たちに、GOODなタイミングでプラネットカラーの営業マンさんからお電話をいただいた。
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以前、何度か使用させていただき、製品の性能については、信頼している。
http://www.planetjapan.co.jp/index.html



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アトリエ棟の天井は、こんな感じ。

木の柱が見える仕上げの場所があるのだけど、
木の柱や造作部材には、汚れ防止のためのワックスが塗られていることが多い。
今回も、ワックスあり!!!。

それでも、営業マンさんが、一生懸命考えてくれたので、今回は、使用することにしました。
オレンジオイルとサンドペーパーで、汚れとワックスを落とし、
プラネットカラーを塗り、
布拭きして仕上げるという工程で、
オスモカラーと比べて、艶なしで仕上げることができる。



打ち合わせ室の壁には、スイス漆喰を考えていた。

プラネットさんの商品を試し塗りをしてくれました。
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ヨーロッパの漆喰は、アルカリが強く、汚れにも強いと教えてくれました。

セルフビルドで仕上げられますよとお勧めいただき、私と相方は、
腕組みして考えてしまった・・・。

で、で、で、てきるのか?!

お手伝いしますよ!!!

と、胸を叩いてくださったので、心がざわめいているところです。

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by shibata-design | 2014-01-25 19:15 | 自然素材
人は、火のそばでなぜだかとても安心する。

やさしい気分になるし、

炎を見ながら、ずっと、会話していたくもなる・・・。


今回の事務所リノベにあたり、私のわがままのひとつが


マキストーブがほしい



初めてのことなので、安価なものを探して、
とりあえず、買ってみることにした。

予算は、本体と煙突、設置も含めて5万以内としました。
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購入したのはこちらのお店からです。
http://www.maki-stove.jp/item/stove-kakugata-mado/


木材は、お取引先の工務店さんからいただく端材ということで。
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設置は、わりと簡単そうです。
リノベの最初から決めていたので、防火のことも、クリアしてます。

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庭で、コーヒーを沸かしてみました。

あったかい・・・053.gif

本当は、
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こんなのが欲しかったのだけど、
何事も、最初があるので、

自分たちのライフスタイルに合っていたら、グレードアップすればよいよ!!!


と、相方にいさめられました。



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by shibata-design | 2014-01-24 12:25 | アトリエ
 
昨日は、インテリアコーディネーター協会の四国会に参加してきました。
夏水組 トップページ
                 さんの講演会がありました。

東京のデザイン事務所で、
かわいすぎる  
デザインが特徴です。
最近は、多くの雑誌でも、取り上げられているそうです。
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女性のためのデザインを数多く手がけている方で、
カラフルで色の多いインテリアは、目を引きます。


ん!?

このフリップによると、私のデザインは、男性的ということにはならないのかしらん!???

ともあれ、

徳島で、夏水組さんの手掛けられた1DKのマンションを見学。


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キッチンはモザイクタイルにIKEA購入の水栓金物と陶器のシンクを組み込んでいます。
色合わせは、アンティーク調。

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部屋には、ウイリアムモリスの壁紙を一面だけ、マントルピースやシャンデリアも作り付けです。

この、ウイリアムモリスの壁紙は、本当にきれい。
私も、部屋の壁の一面だけ色を変えるデザインはよくしますが、
提案してみたい一品です。

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洗面も、モザイクタイルで。

照明は、ほとんどがアンティーク風の中国製。
価格も一万円しない商品です。


汚れたり壊れたりしたらどうするの?
保証は?
修理は?
耐久性は?
など、賛否両論は、みな口々にありましたが・・・。



まあ、こんな世界観も悪くないなと私は思う。
もう、あと、10年したら大人になってしまう娘の為なら、
私は、このデザインを力いっぱい支持してしまうな・・・053.gif

その時の、状況の中で、インテリアを楽しむのは、素敵なことだと思います。
ましてや、コストをかけずに。

夏水組さんは、女子のセルフビルドも応援しています。

本を買ったので、さっそく何か作ろうかと思案中。




 

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アトリエのワークスペースの壁材について、決めかねていた。

撤去工事は進み、そろそろ決定しなければならない。

古い家に似合う、素地の材料を使いたいと考えていた。
新建材も、嫌いではないのだけど、
古い家の改装には、違和感を感じる時がある。

考えて、考えて、考えて

ある日通った倉庫の壁を見て、神が下りてきた。

木毛セメント板にしよう。

木毛セメント板とは、
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木材を薄くひも状に削り、セメントを混ぜ、
板状に圧縮成型した準不燃材。
加工しやすく、軽量で断熱性・吸音性などに優れ、
屋根や外壁の下地材などに用いられる。

そう、本来は、下地材なのである。
だけど、こいつが、けっこういい顔してんだよね。

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別物件だけど、

うん、こんな感じ。
荒くって、繊細で、木の表情によく合う。

これなら、古い梁や柱と、なじんでくれるように思う。

何より、丈夫で、遠慮がいらないことがなによりだ。



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by shibata-design | 2014-01-22 09:00 | アトリエ
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照明プランナーのアズ・レッドワークスの久保さんとアトリエの照明プランについて、打ち合わせをしています。
彼は、魔法のように、私のイメージをわかってくれて、プランしてくれます。

私は、実用的なデザインが好き。
和の空気感を持った、シンプルで、使いやすいデザインがテーマ。
しかも、ローコスト・・・

久保さん、ご苦労様です。

このプランをたたき台にして、あと何度か現場打ち合わせわ重ねて、決定となります。






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by shibata-design | 2014-01-21 09:00 | アトリエ
我が家には、1990年製のミニクーパーが居る。
約20年前、私が中古で購入して、それからずっと、一緒に時間を過ごしてきた。

当初は、デザインが気に入ったミーハーな理由で購入を決めた。

決して乗りやすい車ではないが、大した故障もなく、今まで、買い換える理由もなく、普通に乗り続けてきた。
愛着もある。


周りの家族からは、いい加減乗り換えれば?とか
軽自動車のほうが、楽だよとか

まあ、おおむね賛成意見は少ない。

それでも、乗り続けていられたのは、
相方が、乗ることを楽しんでくれたことと

子供たちが
どういうわけか
この車が大好きだったから。
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このミニが、最近、故障した。
キーを差し込み、回しても、エンジンがかからない・・・。

どうしたものかと、思案して、ガソリンを確認し、水を確認し、
バッテリーを替えたり、プラグを抜き差ししてみても、
いっこうにエンジンがかかる気配がない。


あ~あ、とうとう、もう壊れちゃったかと、

あきらめかけた。


でも、まあ、気をとりなおして、いつもの修理屋さんにお願いした。


すると、数日後、

「電気の部品が砕けてたので、とりかえましたあ。一万五千円でぇす。」

と、お電話をいただいた。


「えっ!? あんなに悩んだのに一万五千円?!」


さっそく、修理屋さんにミニクーパーを迎えに行った。

修理屋さんに
「社長、この車、まだまだ乗れますか?」と聞くと、


「まだいけるよ、キャブだし、ややこしいものを積んでないから、壊れないからね。
壊れても、部品替えたら、まっさらになるし、また、一万円か二万円くらいで治るよ!!!」


「壊れないのですか?」

「壊れないよ!!!」


キャブの車は、エンジンも丈夫だから、水とオイルだけ気をつければ、何十年でも乗れるそうです・・・。




そして、ミニは、我が家に帰ってきた。
子供たちは、喜んで迎えてくれた。



我が家には、たくさん荷物を積めて、運転も楽で、便利な日本車がもう一台居る。
こちらも、結構気に入っている。


「ミニは、いつまで乗るの?」と、よく聞かれるけれど


「壊れるまで、乗るよ!!」と答えることにしている。


壊れるまで・・・



小学生の私の娘は、「免許が取れたら、私が貰う」と言っている。




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アトリエ棟の工事が、始まっている。

大工さんが、撤去作業をしてくれたので、建物の見えなかった全体像がはっきりしてきた。



できるだけ、シンプルにローコストに仕上げたいこともあり、テーマは素地とすることにした。
過度な装飾を省いて、材料の持つ性格を生かした仕上がりを考えている。

コンクリートの土間の床は、最近よくデザインに取り入れている。


今は、サッシの断熱性能が格段に良くなってきているので、冷たさは気にならない。



以前、美術の先生のアトリエをデザインさせていただいたときに、
コンクリートの床に透明のウレタンを塗ったことがある。

出来上がりがきれいで個性的で、喜んでいただいた。



今回も、同じ仕上げをかんがえている。
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コンクリートと木と鉄の組み合わせは、とてもなじみやすい。




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by shibata-design | 2014-01-18 10:01 | アトリエ